保育園選びで安全かどうかは、保護者にとってもっとも外せない基準のひとつです。立地や保育方針も大切ですが、「毎日安心して預けられるか」という問いに、明確に答えられる園かどうかが選択の決め手になることも少なくありません。

こどもの森では、施設の安全管理を万が一への備えと捉えるのではなく、日常の中に組み込まれた継続的な取り組みとして位置づけています。この記事では、具体的な安全対策の内容と、外部から客観的に評価された実績についてご紹介します。

備えは「日常」の中にある

安全への取り組みで重要なのは、事故が起きてから対応するのではなく、起きないような仕組みを日頃から整えておくことです。こどもの森は全国250か所以上の施設を運営してきた経験を積み重ね、その知見をマニュアルや研修に反映し続けています。

グループ全体の経験値を一園だけで抱え込まず、園長会や勉強会を通じてグループ全体で共有・更新する仕組みがあります。感染症の流行情報、事故事例の分析、緊急時の対応手順などが継続的にアップデートされ、各園の現場に届く体制が整えられています。

乳児の睡眠中リスクに向き合う体動センサー

特に小さな命を守るうえで重要なのが、睡眠中の安全管理です。乳幼児突然死症候群(SIDS)や窒息のリスクを少しでも下げるため、こどもの森では0・1歳児クラスの全園に体動センサーをいち早く導入しています。

ただし、センサーだけに頼ることはしません。機器による監視と並行して、保育士による目視確認(視診)や体へのふれ確認(触診)も従来通り続けています。テクノロジーと人の目を組み合わせることで、より厚い安全網を張っているのです。

寝具にはコットと呼ばれる子ども用ベッドを採用しています。通気性があり、万一うつ伏せ寝になってしまったときの窒息リスクを下げる効果があります。素材や設計の細部にまで安全への配慮が行き届いています。

全職員が「救命のプロ」であるために

緊急事態はいつ、どこで起きるかわかりません。だからこそ、こどもの森では特定の担当者だけでなく、園で働くすべての職員が救命講習を受けています。

人工呼吸や心肺蘇生法(CPR)はもちろん、重篤なアレルギー反応が起きた際に使用するエピペンの投与方法についても研修を実施しています。「いざというとき誰かがやってくれるだろう」ではなく、誰でも対応できる体制を日常的に維持しているのです。

AED(自動体外式除細動器)は全園に設置されており、定期的な使い方の確認も行われています。緊急時に機器があっても使えなければ意味がない、という当たり前の考えを、実際の訓練で担保しています。

毎月の避難訓練と多様なリスクへの備え

火災を想定した避難訓練は毎月1回実施されています。それに加えて、水害を想定した訓練や不審者対応訓練も定期的に行われています。

子どもたちも訓練に参加することで、保育士の指示を聞いて落ち着いて行動する力を少しずつ身につけていきます。

「先生の話をよく聞く」という保育の基本が、非常時の対応力にも直結しているのです。

保護者への情報伝達を「仕組み化」する

緊急時に電話が繋がりにくくなることは、大規模災害の際に繰り返し経験されてきた課題です。東日本大震災での経験を踏まえ、こどもの森ではグループ全体でメール配信システムを導入しています。

このシステムは緊急時だけでなく、不審者情報や感染症の流行状況、園からの連絡事項を日常的に発信するためにも活用されています。

保護者が「何か起きてから知る」のではなく、「必要な情報をいち早く受け取れる」環境を整えることが、安心感につながると考えられているからです。

子ども自身を守る「衝撃緩和帽子」

少し意外な取り組みとして、こどもの森はメーカーと共同でオリジナルのカラー帽子を開発しています。これは防災頭巾に匹敵する衝撃吸収性能を持つ帽子で、転倒時の頭部へのダメージを大幅に軽減することを目的としています。

UVカット率95%以上、通気性のある設計、超軽量、丸洗い可能という機能も兼ね備えており、子どもが元気に外で動き回れる環境を、装備の面からもサポートしています。安全を制限ではなく支えとして考える姿勢が、こういったアイデアに表れています。

数字が語る外部評価の実績

こどもの森の安全・保育の質は、内部の取り組みにとどまらず、外部からの評価でも裏づけられています。

第三者評価(公正・中立な外部専門機関による客観的な保育評価)を受審したグループ園は106園にのぼりますが、その全園がオールA・適正の承認、もしくは利用者満足度90%以上という高い評価を得ています。さらに、利用者調査で満足度100%を達成した園も多数存在しています。

地域別のランキングでも、その実力は際立っています。東京都内だけで34園が各自治体のランキングで上位1〜3位にランクインしており、これは都内グループ園のおよそ3分の1に相当します。港区・小金井市・東久留米市・江東区では、上位1・2位をグループ園が独占した実績もあります。

保育園運営法人としての評価でも、約200施設を擁しながら全国3位にランクイン。規模が大きくなるほど質の維持が難しくなる中で、平均的に高い評価を得ているという点は、特筆すべき実績といえます。

まとめ

こどもの森の安全対策は、万が一に備えるという受け身の発想だけでなく、日常の中でリスクを減らし続けるという積極的な姿勢で組み立てられています。体動センサー・救命講習・避難訓練・メール配信・オリジナル帽子——それぞれは小さな取り組みに見えますが、積み重なることで保護者が子どもを安心して預けられる環境が生まれています。

そして、その取り組みが外部評価という形で客観的に認められていることが、こどもの森への信頼を支える根拠になっています。

投稿者 admin

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA